総合防災訓練に参加して来ました。
投稿日:2022.03.05年が明けて以来記事の更新をしていませんでしたが
仕事の方は、新年度の「キモ」となる仕事の受注もできまして
とりあえずホッとしているところです。
年明け早々、沈静化していたコロナウイルスが
昨年のデルタ株からオミクロン株に置き換わると同時に爆発的に感染者が増え
実は弊社でも、2名が感染!(同居家族からの家庭内感染と思われます)
お陰様で、社内での濃厚接触者はおらず、クラスターも発生しませんでしたし
感染したスタッフも、スタッフの家族も重症化する事無く
いわゆる「軽症」で済んだ事は幸いでした。
弊社の地域では、「まん防」も21日まで延期されるようですが
オミクロン株も更に進化して、「ステルスオミクロン株」に変異しつつ有るとか・・・
一体いつになれば以前の暮らしを取り戻せるのでしょうかね?
今年の夏は、かなりの酷暑となる予想が出ておりますが
マスク着用での作業は、熱中症のリスクを上げますし
炎天下での作業時に、大汗かいている状況でのマスク着用は・・・「拷問」状態なんですよ。
本格的に暑くなる前に、収束に向かってくれる事を願うばかりです。
と、前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
コロナ過で過ごす事も3年目に入った3月。
もう3年にもなると、マスク着用や手洗い、うがいなどの感染防止対策は
すっかり慣れてきており、感染防止対策を万全に講じた上での
各種「イベント」なども少しづつ開催されるようになりましたね。
そんな中、先週の日曜日に開催された「イベント」に
弊社と子会社(ひかり建設)、そして協力会社の伸隆技建さんのスタッフで参加して来ました。
そのイベントは・・・こちら ↓
弊社メインの受注先である「川崎市」主催の「地域総合防災訓練」です。
場所は弊社所在地である多摩区の多摩区役所での開催でした。
実は弊社は、川崎市と災害時協力協定を結んでおりますので
この手のイベントには積極的に参加しているんです。
と言う事で、一般受付ではなく、協力業者として受付を済ませて
こんなワッペンと、防災グッズ入りのトートバッグをいただいて会場入り。
ちなみに、いただいたトートバッグの中身は・・・
色々なブースで配られたていた物も全て入ってますが
無料で配布される内容としては、中々充実している気がします。
私は自宅に持ち帰り「備え」として保管しました!
イベントには、いつも仕事でお世話になっている「上下水道局」の職員さんらも
給水車を持ち込んで、臨時給水所を開設しておりました。
馴染みの職員さんもおりましたので、ちょっと軽口叩いて(笑)
最新の地震体験車も来ていましたので、震度7を体験して・・・
・・・震度7?・・・「え?こんなもん?」と言うのが正直な感想でしたが
地震体験車を持ち込んだ職員さんにお話を伺うと
川崎市が所有する地震体験車は数台あり、今日持ち込んだ車両は「最新」の物で
揺れをコンピューターで制御して再現する仕様と言う事でしたが
どうやら、昔から有る「機械制御」のタイプの車両の方が「実際の地震に近い体感が有る」のだとか。
確かに、あまりにリアルに再現してしまうと、体感のつもりが、本当に怪我をする可能性ありますし。
あくまで「大きな地震はこんな感じで揺れますよ」と体感させる事で
実際に大地震が起きた際に、慌てないで対処できたり
地震が起きる前に、家具などを固定するなど、予防に対する注意喚起を促す事が目的でしょうからね。
私もですが、想像より、「実際に体験する事」で、「こりゃ大変だ」と実感できましたし。
他にも、火事の際の放水体験は、区役所前の消火栓を使用して
実際にホースを持って放水する体験コーナーが有ったり。
地上約35mからの、レスキュー隊の降下訓練が有ったり。
あとは、集合住宅などに設置されている「災害時に燐家や外」に脱出する際
「割って」仕切りを抜ける「壁」を、実際に蹴破る体験が出来たり。
これは、私自身がマンション住まいなので、以前から興味が有ったので体験させて貰いましたが・・・
想像よりも簡単に割れるので、勢い余って足が・・・(笑)
そんな感じで、日曜日の午前中、約2時間ほど訓練に参加して来ましたが
思う事は、やはり「体験して置く事は大事」と言う事と
普段我々が行っている仕事は、「間違いなく人の役に立っている」と言う事。
火事の際、命がけで消火活動にあたり、火を消すために放水してくれるのは「消防士さん」
災害時に飲み水を届けてくれるのは、「水道局員さんなど」
・・・でも、その大元の道路の下に埋まっている水道管を設置しているのは
我々「土建屋」なんですね。
レスキュー隊の人達の様に、「ヒーロー」として崇められる事も無く
給水車で水を配って「感謝」される事無く
工事している最中は「うるさい」「車が出れない」「埃が」・・・聞こえる声は苦情ばかり
時々「暑いのに(寒い中)ご苦労様です」なんて声を掛けてくれる方もおりますが・・・
基本的には、「また工事かよ」と言う反応ばかり(涙)
実際は、ほぼ災害時のライフライン対策の為の工事なのに・・・正直「なにやってるんだろう」と
空しくなる事もありますが、今回の訓練で
「我々の仕事が、災害時に街を守る基本となっている」と言う事を再認識できましたし
「縁の下の力持ち」として日々頑張るのは「ちょっとカッコいい」のでは?とも思えました。
うちのスタッフの中には、まだ小さい子供がいるお父さんもいるのですが
少なくとも自分の子供に「父ちゃんは街を守っているんだぞ!」と胸を張れる仕事だと言いきれます。
正直楽な仕事ではありませんが、「やりがい」も「やる意義」も有る仕事です。
来週の11日は、東日本大震災から11年目となりますが
関東への大きな地震が起きる確率が高いとも言われます。
震災など起こって欲しくは有りませんが、「備える事」は大事です。
その為に、我々も災害に強いライフラインの構築の仕事を日々額に汗して行っております。
お陰様で、4月の新年度以降の仕事も、水道耐震管布設工事を2件落札する事ができまして
新年度も「街を守る」仕事ができそうです。
問題は・・・人出が足りない事。。。
今現在、積算業務のスタッフは、昨年10月に待望の新人が加わり
着々と(と言うか期待以上の成長で)仕事を覚えてくれております。
あとは、「現場管理」スタッフと「作業員」のスタッフが足りません。
経験者優遇しますよ! 未経験者?大丈夫! 明るくて素直な人なら大歓迎。
ライフライン関係の仕事は「エッセンシャルワーカー」と位置付けられておりますので
コロナ過でも、行政より「業務継続依頼」を要請されてます(災害はいつ起こるか分かりませんから)
ですので、コロナで仕事が無くなったり、業務量が減って給料が減ってしまったりも有りません。
仕事って、結局のところ「やりがい」が無いとつまらないのでは?
ありますよ「やりがい」 創業から約70年の当社「安心」もありますよ。
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